概要
バンダイナムコエンターテインメントが贈る『塊魂』シリーズは、2004年3月18日にPS2向け第1作が発売されたアクションゲームです。主人公「王子」が、酔った王様に星を壊された後始末として塊を転がし、あらゆるものを巻き込みながら星を再生するというストーリーが基本軸となっています。王子のデザインは漫画家のクリハラタカシが担当。王様は「大コスモの王様」として君臨し、その身長はステージによって3100mから100万kmにまで変動する、スケール感が規格外の存在です。2025年10月には最新作『ワンス・アポン・ア・塊魂』が発売され、シリーズは今も進化を続けています。
面白さについて
本シリーズ最大の魅力は、「転がして巻き込む」というシンプルな操作の中に潜む、底知れない奥深さにあります。最初は画びょうや消しゴムといった小物しか巻き込めない塊が、やがて人や車、ビルまでを飲み込み、最終的には島や宇宙のほしまで取り込んでいく爽快なスケールアップは、他のゲームでは味わえない唯一無二の体験です。また、画面内に登場するオブジェクトの種類が膨大で、日常の雑貨から 珍品まで詰め込まれた世界観は、何度遊んでも新たな発見があります。最新作ではタイムトラベルをテーマに様々な時代のステージが登場し、シリーズのマンネリを感じさせない工夫も光ります。
残念な点について
シリーズを通じて惜しまれる点のひとつは、家庭用ゲーム機向け完全新作のリリース間隔が非常に長いことです。『塊魂 ノ・ビ〜タ』(2011年)から最新作『ワンス・アポン・ア・塊魂』(2025年)まで新作という扱いだと14年の空白がありました。その間、スマートフォンやApple Arcade向けのタイトルはリリースされていたものの、据え置き機でのフルスケールな体験を望むファンには長い待ち時間となりました。また、かつてPS3版『塊魂TRIBUTE』で実現したシリーズ集大成的な内容が、以降の作品では引き継がれなかった点も惜しまれます。コアなファン層を持ちながらも、展開の頻度や継続性においてはやや物足りなさを感じさせるシリーズでもあります。リメイク以前のDLCだと内容があまりなくて、フルプライスの作品がありあとでDLCが出ましたが批判をされてた時期もあります。
小ネタ
音楽のユニークさについて: 塊魂シリーズはゲーム音楽の中でも特に個性的な楽曲群で知られています。各作品には豪華アーティストが参加する「ステキソング」が収録されており、松崎しげる、さだまさし、こっちのけんとといった幅広いジャンルのアーティストが名を連ねます。ジャズ・ボサノバ・民謡風など多彩なスタイルが混在しており、ゲームのシュールな世界観とあいまって唯一無二のサウンドトラックを形成しています。楽曲目当てでシリーズを追うファンも少なくありません。 小ネタ:異色スピンオフについて 本シリーズにはメインとは趣の異なるスピンオフ作品も存在します。2009年にニンテンドーDSiウェアで配信された『ころがしパズル塊魂』は、3Dアクションではなく落ち物パズルゲームという異色の内容でした。さらに驚きなのがエンディング曲の起用で、なんと初音ミクが担当。バンダイナムコとボーカロイドの組み合わせは当時かなり話題を呼びました。シリーズの懐の深さを象徴する一本です。ビューティフル塊魂では「アイドルマスター」とのコラボレーションで新曲として「団結」という曲があったりします。 この時期はxbox360の独占販売をしておりその関係上と権利を持つゲーム会社がおなじということもあり、このコラボが実現した感じです。
個人的な感想
私が初めて塊魂を遊んだのはps2の2作目の「みんな大好き塊魂」です。お花を集めようとか、池の中を集めるとかとてもシンプルなステージが多かったのですが、そこは雪だるまの作る要領でなので、シンプルな操作方法でとても分かりやすく楽しかった思い出です。 それはまるで小人が最終的には巨大なモンスターになったかのようなインパクトと中毒性があり、何度も遊んでいました。最後は宇宙の星を巻き込むまでに成長するのと独自の世界観がとても好きになった思い出があります。
おまけ漫画